やさしい作り方で誰にでも出来ます

やさしい作り方で誰にでも出来ます

2019年9月17日火曜日

英国風ガーデンの失敗例。

自分で庭を少しでも綺麗に、かついま流行りの英国ガーデンに習って、カッコ良くしたいと思っている方は多いかと思います。私が東京育ちで土いじりなど一切した事が無いのに
英国人Wifeの実家にヤドカリし始めた訳です。全く広い庭で幅が50メーター。奥行きが100メーター、周りの垣根の殆どは木を植えて作られた生きた垣根でこれなど上の方をカットし合わせて自分の内側をカットするには200メーターの長さがあり、ハシゴを持ってやっていたのでは陽が暮れてしまう程なのです。
その上、土の殆どがクレイ=粘土質です。花壇も何か植えても夏は枯れた土はコンクリートの様に固く、雨の多い冬には泥々の沼地の様な酷い状態でした。
そこで何をしたかです。つまり悪土壌を良い土にする方法です。
まず業務用の様なシュレッダー一台買い、WoodlandAreaのボウボウの枝を剪定する。
それらをシュレッドし、落ち葉でも年間に5立方メーター程もあるのでそれらを使って新しい土壌を作る事から始めたました。先ず庭の影の部分に大きな地下室を作るのに1ヶ月。
レンガで周りに組んでセメントで固め、6尺x6尺x6尺の深さの穴を製作。そこにも先の落ち葉、シュレッダー材料、市販の乾燥鳥フン=牛フンは衛生上危険なので用いない、を4〜5cmづつ層を何層も作りながら腐らす様にして、約4ヶ月で完全に腐る様な温度管理=7〜80度に保つ事をやって堆肥を自家製造。勿論穴の上面には熱を遮断する為の防熱材を掛けての事です。上手くやると年間10トン作れる様になりました。この大事な堆肥をFlowerBedに厚さ30cmも弾く様にしますと堆肥中のバクテリヤの作用でどうにもならない粘土質に働きかけて土を自然と柔らかくしてくれます。とにかく庭だけでも1200坪ですから最低限必要なAREAだけに年間10トンを使うのですが、FlowerBedだけでも30cm弾いたら40トンは必要な計算になります。しかしながら花咲じじいとはよく言った物で、この堆肥のお陰で見る見る内に庭は花盛りと化し、凄いきれいになりました。
つまり、通常の住宅地には本当にPoorな土壌が使われており、日本の場合は業者さんに頼み狭い庭でも1トン、チョット広めでも5トンの庭土を入れてもらう事です。
私の様に、馬鹿広い庭でしたら腐らせる地下室を作り2〜30トンも自分で作る事を勧めます。酷い業者さんにはとてもじゃないが使えそうもない土を持ち込む場合がありますので予めサンプルを見せてもらい、黒い色の土か、または逆に道路建設様な土では注文しない事です。ご自分でチョメチョメと園芸店から10kg入りのバックを買っている様ではダメです。もしも1トンもいらないのであれば、予め関東でも一流のドジョウ専門店「あかぎ」に直接電話して4〜500kg程も配達してもらう事です。まとめて頼むと特別に安いです。
それからバラでもどのくらいの高さになるか、夏の暑さに強いか、などバラの花の色のよりももっと重要なPointをつかむ事です。バラの種類は200種類と言われるほどあり、日本のような亜熱帯の気候にはバラはあまり適していません。
バラの好む温度は最高でも28度、最低でもマイナス10度までです。
関東地区で理想的に良い場所は日光の中禅寺湖あたりが海抜1000メーターですから適しており、軽井沢や赤城山麓よりも行やすい所です。電車でも一本で行け2時間ほどです。
すでにお庭をお持ちの人が英国風にしたいなら私がLondonから相談に乗ってあげます。
南北の方向、木々のバランス、日当たり状況です別々に変わるからです。
決して芝生ギリギリまで花壇を設定して多くの植物をぎゅうぎゅうに入れない事です。
5〜6年先を見越して植える事が肝心で、ほとんどの人はそこまで考えないで植える事で失敗します。今回はこの程度で終わりです。次回は別々事を述べます。

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