やさしい作り方で誰にでも出来ます

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2019年9月17日火曜日

あまり陽が照らない庭を立体的な花壇にする方法

2011年に英国Londonからブログを投稿して8年が経過しました。
我家の庭も作庭して早くも27年目になり庭自体も可なり落ち着いてきました。
私が共の庭は北側に面してます。その為東側と一部西から1時間ほど合計5時間程の陽射しが望めます。全く陽が照らない庭も作庭可能では有りますが花の咲く植物は見つかりません=ダイセントラだけは100%日陰でも白い花を少しつけてくれます。
朝方7時頃から午後1時頃まで、そして午後5時か6時に本当に僅かに陽射します。
日本での英国ガーデン制作は本当に無理に近いです。原因として英国の庭の花は元々1800年代に多く外国、それも植民地であったインド山岳地帯から運ばれました。発見は1730年頃から始まり1800年代には非常に多くの高山植物が輸入され、一般的な庭に植えられたのが「英国ガーデン」の植物なのです。その例ではバラなどは気温が19〜20度の時によく咲く花です。1年の夏の時期にここLondonでも花は5〜6月頃と、9〜11月頃と2回開花時期がきます。しかし日本の亜熱帯気候では「黒点病・白カビ病」とバラの生育に大変限界を越した気温な為にバラの健康状態を損ないがちです。
従い日本で純粋な英国ガーデンを作るのは適してないと言ったら正解です。
そこで少しでも英国ガーデンでなく英国風ガーデンにさせる方法があります。それは芝生です。狭い庭の真ん中に「ど〜ん」と芝生を入れるのは良い案ではなく、その様にするとただでさえ狭い庭が余計に狭くなり得るのです。狭いながらにも
その芝生をPathwayとして利用する方法で芝生がキワ立つ方法を使うのです。
Pathwayとは歩く道にですが、一本の道としないで中心部を川の様に曲がりくねりながら芝生を入れて来ます。我が家では芝生の高さを周りの花壇より5〜6cmも高くしております。
この高さがある事で芝生の端=英国ではedgeをいいますが、英国では芝生のエッジが綺麗か、綺麗で無いかで大きく変わってきます。  つまりedgeを高く見せることで芝生が際立って見えて来るのです。  その際に3次元方法を使い、手前のテラス側の芝生のPathwayは広く取り、徐々に奥に行くに従って少しずつ狭くしますと、奥行きのある庭らしく見えてきます。花壇=FlowerBedには一年草より、低木を入れてみますと、その低木の高さの違いが=手前は低く、徐々に奥に行くに従い少しづつ高くする事で日本庭園に使用する奥行きの3次元が見えてきます。この2つの3次元方法の利用によってあなたの庭も必ず綺麗なそして奥行きの見えるので庭になり得る事間違いありません。
またお隣さんとのフェンスなり「壁」沿いですが、そこにも植物が這う様なクレメイティす  などを入れてやると目隠しにもなり得て一石二鳥です。ただしこのクレメイティすですが1週間に2度ほど手入れをして伸びる場所など綺麗に手入れををしないと無りません。ボウボウの状態は本当にミットもない庭もです。我が家の量おとなりさんの一方のフェンスにはバラ4本・ハイドレンジャー・など入れてますが、陽が全く照らないフェンス側には3種類の緑の木々を入れて・榊の木・細かい葉っぱの低木をフェンスに目一杯高くまで伸ばしてます。フェンスを緑で覆うこと=カバーで庭全体が広くなる事は間違いありません。
詳しくYoutubeで「Londonハムステッドの日本の遠近法を使った小さな庭2019・夏」をご覧いただければよくわかるとおもいます。
わたしは庭仕事ではすでに12000時間以上の経験があります。その経験の僅かなアイデアですがここに示しました。庭の大きさはよこ380cm X 1100cmだけの庭ですが3次元を多く利用したおかげで、幅が6Mほどに見えるので事ですし奥行きは17〜8メーターもある様に見えます。一番奥には種から育てた樹齢32年目の紅葉が3本あり、高さが4Mほどもあります。
奥に行くほどなるべく小さな葉の植物を入れる事で3次元でより奥行きが強調されます。
以上。

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